槇原敬之さんの歌の一節です。そのあと、「クリスマスは優しい気持ちになるための日だね」と続きます。

クリスチャンではなく、静岡の片田舎で子供時代を過ごした自分にとってはクリスマスは、祖父が山から切ってきたもみの木らしき針葉樹に、ちかちか点滅する豆電球や、キラキラした星の飾りや綿で装飾したクリスマスツリーが客間に飾られ、バタークリームのクリスマスケーキを食べる日という感覚しかなかったです。

キリスト教が何なのか、サンタクロースが誰なのかなんて考えもしませんでした。お正月にしめ飾り、端午の節句に五月人形、七夕に笹という流れの中の単なる季節行事の一環としてクリスマスにツリーという感じでした。

季節行事やお祭りごとが好きなんでしょうね、日本人って。だから根本にある宗教とか関係なく、すんなりと受け入れて楽しんできたんでしょうね。

いろんなことが解りだして、ちょっと物事をいろいろ考える様になった若いころ、このコラムのタイトルのように、クリスチャンでもないのにクリスマスで騒ぐのってどうなの?って思ってました。今でも少し、その感覚は残っていますが、あまり深く考えずに、季節行事、季節の風物として受け入れてしまえばいいのかなという思いが今は強いです。ただ、キリスト教を信仰している人にとっては、日本のクリスマスの捉え方には納得いっていないだろうなという気持ちは持ち続けていこうと思っています。

太陽の力が最も弱まった日を無事に過ぎ去ったことを祝う冬至祭りがクリスマスの起源といわれているそうです。世界各地で、日本でも冬至を祝う習慣があります。案外お祭りごとって世界に共通するところがあるようです。クリスマスカラーとして使われる「赤」「白」「緑」。これ、日本のお正月の色も一緒です。赤は意味合いは違いますが、白は清らかさ、緑は常緑樹の緑で、力強い生命力の象徴という同じ意味合いで使われています。

だから、クリスマスもお正月も、ほかのお祭りごとも豊かな一年を祈り、豊かな実りを祝い、平和な日々を祈り、平和に過ごせたことを感謝する日で、国も宗教も人種も乗り越えて祝ってしまえばいいのかなって、ちょっと乱暴かもしれませんが、そう思うことにしています。

年の瀬を彩るクリスマスの風物の代表といえば、やはりクリスマスツリーとクリスマスリースです。今年のKeita Flower Designのクリスマス商品はこの二つに加えてクリスマススワッグをご用意しました。

毎年ご好評をいただいているワインのボトルに被せると、テーブルを彩る可愛らしいツリーになる「ワインボトルツリー」を今年は綿で雪をイメージしたホワイトと、フレッシュな針葉樹で作ったグリーンの2種類展開致します。

どちらにも、キラキラ輝く自然素材を金色に着色したオーナメントを繋げたガーランドを帯状に巻き付けたシンプルでゴージャスなデザインです。

リースはさまざまな木の実やナチュラルな植物素材をたっぷり使った「フォレストギフト」と様々な針葉樹の葉とストローブマツの実でシンプルにデザインして、ポイントにシルバーグレーのチランジアの流れを加えた「シルバーフロー」の2種類。

 

スワッグは針葉樹の葉と木の実で作ったオーソドックスな「エバーグリーンフォレスティー」と三日月のような半月のような個性的な形の「ハーフムーン」の2種類です。

グリーンはすべてフレッシュな針葉樹や常緑の葉を使用していますので、森の清々しい香りと、乾燥して徐々に変化していく質感や色を楽しめます。

 

 

♪サンタが忙しい今「夜、みんなに素敵な素敵な笑顔こぼれますように」

槇原さんの歌「雪に願いを」はこのフレーズで締めくくられます。

Keita Flower Designのクリスマスアイテムで皆様に素敵な笑顔がこぼれますように。

ご予約お待ちしております。

昔の歌を引っ張り出してコラムにつなげるパターン、以前にも使った気がしますが、

気にしないでスルーしてください。引き出し少なくてごめんなさい。