敬老の日は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日として昭和23年(1948年)制定されました。

以前は9月15日と日にちが決まっていましたが、2003年よりハッピーマンデー制度の実施によって9月の第三月曜日になりました。

今年は9月20日の月曜日です。

その敬老の日、様々な形でおじいちゃん、おばあちゃんに感謝の気持ちを伝えられていると思いますが、いったいいつから敬老の対象になるのでしょうか?

ちょっと調べてみると、還暦や孫が生まれたタイミングというのが多いようです。

還暦…、私、寅年生まれで来年還暦を迎えるのですが、老人世代に足を踏み込んでいる感覚はまるでないのですが(笑)おじさんではありますが、おじいさんにはまだまだだと思っているのですが、どうなんでしょうね(笑)

確かに世の中的にも、近頃では還暦ではまだまだ若いという事で、65歳くらいからという意見も多いようですし、もらう方も還暦くらいで年寄扱いは勘弁してほしいという方が多いようです。ただ、若くても、お孫さんからのプレゼントという形だと、抵抗なく受け入れられるそうです。贈るほうの気持ち、贈られるほうの気持ち、難しい問題ですね(笑)

敬老の日のプレゼントはまだ頂いたことがありませんが、バスや電車で席を譲っていただいたことは数回あります。ちょっと寂しいような複雑な気持ちでしたが、ありがたく座らせて頂きました。老人扱いするなと怒ってしまう人もいるみたいですが、人の好意はありがたく頂戴した方が、お互い気持ち良いと思うのです。

敬老の日、何を贈りますか?

ほしいものはもう持っている、食べ物や飲み物もそんなには食べられない、孫の顔さえ見られればそれでいい、そんな方々にもお花は喜ばれると思います。自分のためにアレンジメントや花束を買う事はあまりないでしょうし、綺麗な花は心を癒してくれますし、元気をくれたりもします。ずっと飾ってはおけませんが、邪魔にならず、そのとき、その場所を華やかにしてくれる特別感があります。

特に今年はお年寄りの健康が気になると思います。

願掛けや縁起担ぎの類なのですが、邪気を祓う魔除けの模様とされる籠目の竹籠を使った和風のアレンジメントを敬老の日の特別な贈り物としてご用意しました。

相手の体を気遣う気持ちを間接的に形にした、ちょっと粋なプレゼントになると思います。また、ちょっとモダンな華やかな雰囲気がお好みの方には、ナチュラルなバスケットアレンジメントを2色展開でデザインしました。いつまでも若々しくという気持ちをこめてみました。

この文章を考えながら、最後まで、還暦間近の自分が敬老の対象者になりつつあることに違和感を感じていました。両親を亡くしたので、身近に敬老の日の贈り物をする対象がいなくなって、自分もそれなりに年を取ったことを実感しているのは確かなのですが。

両親に何回敬老の日の花を贈っただろうと、ふと思ったりもしました。

敬老の日、大切にしましょう。