川崎 景太Keita Kawasaki フラワーアーティスト
1958年、東京生まれ。フラワーデザイナーの第一人者であるマミ川崎の長男として、幼少より植物の力と美を肌で感じながら育つ。1982年、カリフォルニア芸術工芸大学卒業。以後、テレビや雑誌、展覧会などで、既存のアレンジメントの常識を打ち破る斬新な作品を次々と発表し、現代フラワーデザイン界を牽引し続けている。一方で、2006年から2013年まで、フラワーデザインのパイオニアである「マミフラワーデザインスクール」の主宰を務めるなど、後進の育成にも力を注ぐ。2014年、アーティストとしての活動にいっそう注力すべく、株式会社KTIONを設立。ブランド「Keita」を立ちあげ、ステーショナリーやファブリックなど、さまざまなジャンルのなかで植物の魅力を訴求する。
特にコンテンポラリーアートにも通じる大胆な空間インスタレーションには定評があり、「日本ディスプレイ産業優秀賞」ほか、ディスプレイやデザイン関連でも数々の賞を受賞。多彩な表情を持つ作品には「生きものとしての植物」という一貫した姿勢が通底し、現代社会に向けて「共生・共感」というテーマを投げかけている。「花は語る」他、著書や監修書籍、多数。